財務省は7日、7月末時点での外貨準備高が1兆2190億ドル(約176兆円)となり、前月末時点と比べて124億ドル(約1兆8千億円)減ったと発表した。7月に実施した円買いドル売りの為替介入で、外貨準備を取り崩したことが影響した。
財務省は7月末、6月27日から7月29日に実施した為替介入の総額を5兆5348億円と明らかにしている。為替介入が減少要因の一方、保有する債券利息収入の増加や金の価格上昇などで増加幅も大きかった。
介入の日付は公表していないが7月11、12日に実施したとみられる。
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