静岡県の新興支援組織が鈴木知事に提言書を提出した(2日、浜松市)

静岡県内の2つのスタートアップ支援組織が鈴木康友知事に対して新興企業支援策を巡る提言書を提出した。助成ではなく出資を中心に県内各機関が参加する「静岡県ファンド事業構想」、首都圏へのアクセスが良い県東部への新興誘致策などを求めた。

一般社団法人静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)と若者や学生の起業を支援するプロジェクト「静岡イノベーションベース」(SIB)が提言した。このほか大学進学時に若者が県外に流出している点を踏まえ、中高生から起業家の発掘やアントレプレナーシップ(起業家精神)醸成を目指すプログラムが必要とした。

鈴木知事は「民間の盛り上がりをサポートするのが県の役割。あらゆる分野で新しい企業が生まれてくるような環境をつくっていく」と述べた。

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