淀屋橋駅の地下通路を改修し、歩きやすくする(画像はイメージ)

京阪ホールディングス(HD)と中央日本土地建物は5日、大阪・淀屋橋で開発する複合ビルを「淀屋橋ステーションワン」と命名したと発表した。中央日本土地建物が運営するコワーキングスペースや会議室を備えた共用施設「SENQ(センク)」が関西に初進出し、企業や個人の交流によるイノベーション創出を目指す。

高さ約150メートルのビルを2025年夏に開業する。御堂筋を挟んで反対の西側では大和ハウス工業や住友商事が約135メートルの複合ビルを開発中で、大阪市中心部のオフィス街のにぎわいが増しそうだ。

京阪電気鉄道と大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)の淀屋橋駅に直結し、地下通路を25年度中に改修する。先進的なオフィスとレトロな建築が混在する淀屋橋地区に調和したデザインにする。照明の発光ダイオード(LED)化も進める。

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