ニューヨーク証券取引所=2022年2月(共同)

 【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日終値と比べた下げ幅が一時、700ドルを超えた。米雇用統計が市場予想を大幅に下回り、米経済の悪化が懸念されて売り注文が加速し、4万ドル台を割り込む場面があった。  午前10時現在は前日比473・54ドル安の3万9874・43ドルを付けた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は344・02ポイント安の1万6850・13。  米労働省が朝方発表した7月の雇用統計は、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数が前月比11万4千人増にとどまり、失業率も悪化。米景気に対する慎重な見方が投資家に広がった。


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