越境EC大手のビーノスが取引を仲介する(特設ページの画面)

フリマアプリのメルカリの米国法人は1日、米国版アプリから日本版アプリで出品された商品を購入できるようにしたと発表した。越境EC(電子商取引)大手のBEENOS(ビーノス)が取引を仲介し、検品や海外への発送を担う。米国版アプリで日本の漫画やキャラクターグッズの人気が上がっていることに対応し、品ぞろえを充実させる。

米国の利用者が日本の商品を購入すると、ビーノスが出品者の発送した商品を一度日本の拠点で保管する。検品や国際配送に向けた準備を終えると米国に発送する。商品は出品者の発送から約2週間で米国の購入者に届く。購入者が国際配送にかかる送料や検品、保管費用を負担する。

メルカリの米国法人は同日、ロサンゼルスに米国版メルカリとして初の実店舗を開店したことも発表した。米国版メルカリで販売中の商品を購入できるほか、出品コーナーも併設する。

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