発表会に登壇したオプテージの名部正彦社長(中央、1日、大阪市)

関西電力の通信子会社オプテージ(大阪市)は1日、あらゆるモノがネットにつながるIoTを使った子どもの見守りサービスを同日から始めたと発表した。カメラやセンサーで様子を確認し、場合によっては警備員が駆けつける。関西エリアからサービスを提供し、将来的には全国に広げたい考えだ。

サービス名は「MAMOLEO(マモレオ)」。月額2200円の基本プランでは、カメラか人感センサーのどちらかを選んで家に設置し、専用アプリを通じて機器を操作して子どもの様子を見ることができる。年1回は無料でプロの警備員が駆けつけることもできる。初期費用は3300円。

子どもが外出しても居場所がわかる全地球測位システム(GPS)タグや、遠隔で扉の施錠ができるスマートロック機器などもオプションで用意した。

オプテージは2023年4月に警備サービスの関電セキュリティ・オブ・ソサイエティと合併した。これにより通信と警備を合わせた新しいサービスを開発した。共働き世帯が増えており、子どもだけで留守番をする機会も増えるとみている。オプテージの名部正彦社長は「子どもが1人でいる不安を少しでも解消したい」と話した。

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