ダイハツ工業が生産を再開する軽自動車「コペン」

 ダイハツ工業は11日、認証不正問題で停止していた軽自動車「コペン」の生産を大阪府池田市の本社工場で5月7日に再開すると発表した。4府県にある完成車工場がすべて稼働することになる。昨年12月26日に国内の全自動車工場が停止してから約4カ月半で正常化に向かうことになった。  コペンは国土交通省が3月、安全や環境に関する性能の基準(保安基準)を満たすことを確認し、出荷停止指示を解除していた。すでに一部生産を始めた子会社ダイハツ九州の大分第2工場(大分県中津市)で、軽自動車「タフト」の生産を5月6日から再開することも発表した。  本社工場のコペンは今月15日からの在庫出荷再開をすでに決めていた。


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