従来モデルより最大約30%電気代を削減したほか、便座も約4割薄くし圧迫感を抑えた

パナソニックホールディングス(HD)傘下で住宅設備事業を手掛けるパナソニックハウジングソリューションズ(PHS)は30日、温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」の新製品を8月1日に発売すると発表した。従来モデルより最大約30%電気代を削減し、便座も約4割薄くして圧迫感を抑えた。買い替えやリフォームの需要を狙う。

希望小売価格は7万8000円(税別)で、脱臭機能がついたモデルは8万5000円(同)。お湯をあらかじめタンク内にためておく「貯湯式」で、温水を使用時に加熱するモデルより価格を抑えた。これまで便座の横についていたボタンも壁につけ操作しやすくした。

PHSは2024年4月にパナソニックの「ビューティ・トワレ」事業を統合した。新規住宅着工数の減少や巣ごもり需要の反動はあるものの、便座の買い替えやトイレのリフォームの需要は堅調だ。利便性を高め価格を抑えた新製品として売り込む。

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