インタビューに答えるイスラエルのIT企業「ケイト・ネットワークス」のシュロモ・クレーマーCEO(共同)

 【ニューヨーク共同】クラウドサービスを展開するイスラエルのIT企業「ケイト・ネットワークス」のシュロモ・クレーマー最高経営責任者=CEO=(58)は29日、米IT企業クラウドストライクが今月引き起こした世界的なシステム障害について「ソフトウエアを更新する場合、悪い影響が全体に広がらないよう段階的に行うことが重要だ」と強調した。共同通信のインタビューに応じた。  クレーマー氏は「現在の社会はデジタルサービスに非常に依存しており、後戻りはできない」と説明。セキュリティーやデータの保管といった機能ごとに別々のサービスを利用する従来の方法は「外部からの攻撃への防御力も低下している」と指摘した。


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