ユーラスエナジーホールディングスは国内で風力発電所を運営している

豊田通商子会社で風力発電国内最大手のユーラスエナジーホールディングス(東京・港)は30日、国が二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果を認める「J―クレジット」の創出に取り組むと発表した。CO2排出量を取引するカーボンクレジット事業を手がけるスタートアップとの連携を始めた。ユーラス運営の発電所がある地域でカーボンクレジットを創出したり流通を支援したりする。

J―クレジットの申請手続きを支援する新興企業、バイウィル(東京・中央)と連携協定を結んだ。Jークレジットは森林保全や化石燃料の転換などで生み出すもので、両社は手間やコストがかかる手続きや流通を支援し、創出量を増やす。

ユーラスは15の都道府県で風力や太陽光発電所を運営している。電力ネットワークを活用して地域貢献や脱炭素にもつなげる狙いだ。

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