楽天Gは金融事業の再編効果などについて、より時間をかけて検討する必要があると判断した

楽天グループは29日、準備を進めている金融子会社の再編時期を2025年1月に延期すると発表した。従来は24年10月を予定していた。再編効果や事業強化に最適な枠組みなどについて、より時間をかけて検討する必要があると判断した。

楽天Gは4月、楽天銀行や楽天証券ホールディングス(HD)、楽天カードなどを一つのグループにまとめる方針を公表した。金融事業の収益力を高めてグループの財務体質を改善し、重点分野に据える携帯電話事業への成長投資を確保する狙いがある。

東証プライムに上場する楽天銀行を再編の軸とし、傘下に他の金融子会社を置く形などを探っているとみられる。再編の目的や形態などについては変更がないという。

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