研修会では3社の社員が分散するようにグループに分け、ディスカッションなどをした(26日、新潟市)

電子部品用材料製造のナミックス(新潟市)は女性社員の活躍推進に向け、県内他企業との合同交流研修会を開いた。労働環境の変化や働き方の多様化が進むなか、普段交流の少ない会社の女性社員同士がキャリアについての意見交換を通じ、新しい考え方の発見や創出などを促すのが狙い。

26日にナミックスの本社で開催した研修会には同社の女性社員のほか、亀田製菓と一正蒲鉾の女性社員がそれぞれ10人ずつ、計30人が参加した。参加した社員は20〜30代。各社の社員が分散するようにグループに分かれ、これまでのキャリアについての「棚卸し」や今後のキャリアなどについてのディスカッションをした。

ナミックスによると、同社が他企業と合同で女性のキャリアについて考える研修は今回が初めて。新潟県内の10社ほどの企業と意見交換をした際に今回集まった3社が女性活躍に関して共通の課題を抱えていたことがわかり、試験的に合同研修会を実施する運びになったという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。