経済産業省は26日、従業員2千人以下の中堅企業への支援策を検討する「中堅企業等地域円卓会議」を福岡市で開き、地域で中核的な役割を担う中堅を後押しすることで、賃上げや地域活性化につなげていく方針を確認した。
全国を九つの地区に分け、地銀や自治体を巻き込んだ地域ぐるみの支援を促す取り組みで、開催は全国で初めて。
中堅は雇用や国内投資を通じて地域経済を支えている。中堅の地元代表としてあいさつした商社「リックス」(福岡市)の安井卓社長は「切れ目のない支援を求めたい。適切な価格設定ができる市場評価(状況)を国全体で醸成してほしい」と要望した。会議には福岡県や福岡銀行などが参加した。
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