天気予報サービス「177」を25年3月末で終了する

NTT東日本とNTT西日本は26日、天気予報サービス「177」を2025年3月末で終了すると発表した。固定電話の利用減少とインターネットの普及で気象情報の確認手段が多様化し、一定の役割を終えたと判断した。177のサービス開始から約60年で幕を下ろす。

天気予報サービスは1955年に提供を開始した。固定電話からかけると、電話をかけた地域の気象情報を知ることができる。その後、提供地域を全国に拡大していき、電話番号を177に統一したサービスを1964年から始めた。

固定電話の需要低迷を背景に、NTT東西は事業の見直しを進めている。19日には電話番号案内サービス「104」と紙の電話帳「タウンページ」の発行を26年3月で終えると発表した。すでに個人の連絡先を載せた電話帳「ハローページ」の発行も23年に終えた。

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