松屋フーズホールディングス(HD)は26日、モンゴルの現地法人と組み、現地で牛丼チェーン「松屋」の展開を始めた。まず、フランチャイズチェーン(FC)の1号店を首都ウランバートルに開業した。同社は牛丼店やとんかつ専門店などを中国と台湾に計18店展開している。出店エリアを拡大することで海外事業を底上げする。
モンゴルで不動産業を運営するウグムルモンゴルグループとFC契約を結んだ。26日にウランバートルに開いた「ザナバザル店」では牛めしを1万5500トゥグルグ(約700円)、カレーを1万6500トゥグルグで提供する。
同社は「ウランバートルにはモンゴルの全人口の約半分が集中しており、経済成長が著しく、重要なマーケットだ」と指摘。「相撲をはじめ日本との交流が深く、日本の食文化への関心が高い」として出店を決めたという。今後も順次、モンゴル国内で店舗数を拡大していく。
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