石川県加賀市は25日、新規事業の創造を支援する民間団体「加賀未来サロン」を設立したと発表した。起業を目指す若者などに対し、事業の立ち上げにかかわる手続きをサポートする。交流人口の増加や経済活性化につなげる狙いがある。

25日の発表会であいさつする中村肇伸共同代表(中央、石川県加賀市)

サロンには20〜60代まで計12人のメンバーが所属し、新規事業の立ち上げにともなう資金調達や人脈づくりなどを支援する。SNS(交流サイト)を活用した広報活動のサポートなども検討する。希望者が試験的に店舗を運営できる「チャレンジショップ」を設立する構想も練っているという。

加賀未来サロンの中村肇伸共同代表は「活動を通じて加賀市を盛り上げ、ここなら自身の夢を実現できると思ってもらえるようにしたい」と意気込みを語った。

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