刀の森岡毅CEO(中央左)は「企業連携で血圧ケアを続けやすい環境を整える」と話した(25日、東京都中央区)

森永乳業やオムロンなど6社は25日、血圧のケアに関する共同プロジェクトを立ち上げたと発表した。ドラッグストアや医療機関などで、食生活改善などによる血圧ケアの方法や意義を発信する。心疾患や脳血管疾患を防ぐほか、各社の血圧ケア関連商品の販売につなげる。

「PROTECT HEARTS PROJECT」として、SNS(交流サイト)の公式アカウントで血圧ケアができる商品の紹介や血圧ケアの大切さなどを発信する。小売店やフィットネス施設などに参画企業を広げる。

今回連携したのは森永乳業、ミツカン、オムロン傘下で家庭用健康機器を手がけるオムロンヘルスケア、疾患リスク検査サービスを手掛けるプリメディカ(東京・港)、ドラッグストアの新生堂薬局(福岡市)、マーケティング支援の刀(大阪市)。

刀の森岡毅最高経営責任者(CEO)は25日、「高めの血圧は痛みなどがなく、優先順位が高くなりにくい。企業連携で血圧ケアを続けやすい環境を整える」と述べた。各社は血圧ケアをうたうヨーグルトやお酢ドリンク、血圧計などを手がけている。

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