【ニューヨーク共同】米IT企業のクラウドストライクは24日、世界各地で引き起こした大規模システム障害の検証結果について報告書を公表した。原因は更新プログラムに問題がないかどうかを調べるソフトウエアの欠陥を見逃したまま、顧客に配信したためと説明した。
報告書では、再発防止策として、更新プログラムの品質を追加で検証する手続きを導入するほか、プログラム更新後に一斉に配信する従来の手法をやめ、段階的に行う方針を明記した。
クラウドストライクはサイバーセキュリティー大手で、インターネットを通じたサイバー攻撃の手口の進化に対応するため、それを防ぐ対策ソフトを定期的に更新している。
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