マクドナルドのラッピングバスは2025年7月まで運行される予定だ

佐賀県、福岡県、長崎県で日本マクドナルドのフランチャイジー店舗を運営する昭和フード(佐賀市)は25日、佐賀県初出店から40年になることを記念して「特別ラッピングバス」の運行を始めた。2025年7月までグループ会社の昭和自動車(唐津市)が運行する。10月に開かれる「SAGA2024国民スポーツ大会(国スポ)」期間中は、会場となるSAGAアリーナ(佐賀市)と周辺の商業施設を結ぶルートを走る予定だ。

同日に開かれた運行式には、佐賀と長崎、福岡の3県で31店舗のフランチャイズ店を運営する昭和フードの本多広知社長や昭和自動車の今泉健吾常務執行役員らが出席。ハンバーガーやポテトなどマクドナルド商品のイラストをあしらったラッピングバスを披露した。日本マクドナルドは全国で出店記念事業を行っているが、ラッピングバスの運行は初めて。

マクドナルドのラッピングバス

同バスの車内も商品をイメージしたステッカーやぬいぐるみで装飾され、停車前のアナウンスと共に店内調理時にポテトが揚がった時の合図音と同じ音が流れる。広報担当者によると「外装だけでなく車内でも、マクドナルドらしさが楽しめる仕様にこだわった」という。

8月1日からはMaaS(次世代移動サービス)用のスマホアプリ「my route(マイルート)」と連動。デジタルチケットの購入者にマクドナルド店舗で使える割引クーポンを配布するなど、県のMaas推進事業と連携して持続可能な社会の構築に向けた県民や観光客らの公共交通機関の利用を促す。

佐賀県初のマクドナルド店舗は1984年10月に唐津市で開業した。九州では8番目、全国では21番目の出店だった。

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