札幌市の中島公園エリアに、外資系ホテル「コートヤード・バイ・マリオット札幌」が23日開業した。周辺では英インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツや米ヒルトンの開業も予定されるほか、大規模な国際会議や展示会が開けるMICE施設の札幌市による整備計画もあり、再開発が進みつつある。

 ホテルは、地上13階建ての全321室。価格は変動するが、この時期は1泊1室2万4200円から。宿泊者が24時間無料で利用できるフィットネスセンターや大浴場なども備え、出張しながら余暇も楽しむ新たな旅のスタイル「ブレジャー」をめぐる国内外の需要を取り込みたいという。

 ホテルは、キリンビール園本館跡地に立地。住宅メーカー大手の積水ハウスが所有し、米ホテル大手のマリオット・インターナショナルが運営する。コートヤード・バイ・マリオットは国内8軒目、道内では初進出だ。(佐藤亜季)

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