発表によりますと、国内投資ファンドの「アドバンテッジパートナーズ」はほかの企業と共同で、鉛製の蓄電池のメーカー「古河電池」を買収するとしています。

来年3月からこの会社に対しTOB=株式公開買い付けを始めるなどとしていて、買収の総額は400億円程度となる見通しです。

鉛製の蓄電池は、EV=電気自動車のバッテリーのほか、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの発電施設などに活用され、堅調な需要が見込まれています。

このファンドは、3年前、旧・昭和電工グループの蓄電池事業を買収していて、今回の買収手続きの完了後、両社を統合させる計画で、ファンド主導で業界再編を目指すことにしています。

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