コジマが11日発表した2023年9月〜24年2月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比2%増の16億円だった。白物家電を中心に利益率の高い上位モデルが好調だった。自社の電子商取引(EC)サイトでの販売も伸びた。
売上高は6%減の1293億円だった。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要の反動が出た。暖冬の影響でエアコン販売も苦戦した。
24年8月期通期の売上高は前期比2%減の2638億円に下方修正した。従来予想は微減の2670億円だった。記者会見した中沢裕二社長は「想定以上に巣ごもりの反動が長引いている」と説明した。税引き利益は従来予想を据え置いた。
併せて3億6000万円を上限とする自社株買いを発表した。発行済み株式総数(自己株式除く)の0.38%にあたる30万株まで買い付ける。取得期間は15〜30日。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。