日立製作所は23日、家庭用空調の製造事業から撤退すると発表した。製造を手がける合弁会社株式の持ち分40%を、ドイツの自動車部品大手ボッシュに約1950億円で売却する。家庭用空調の「白くまくん」ブランドは維持し、国内でのグループ会社による販売と業務用の取り扱いは続ける。  日立はインフラやIT事業などに力を入れており、経営の選択と集中の一環となる。製造事業は米企業ジョンソンコントロールズとの合弁会社が手がけている。


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