「ダンロップ」ブランドなどのタイヤを手がける住友ゴム工業は22日、オールシーズン(全天候型)で使える新技術を採用した商品「シンクロウェザー」を10月1日に発売すると発表した。従来の全天候型商品では対応していなかった凍結路でも、走行性やブレーキ性能を確保したという。
新商品は、水や温度など路面の状態に合わせてゴムの性質が変化する同社の技術「アクティブトレッド」を初めて採用。常温では夏タイヤの剛性感を維持する一方、低温では表面が軟らかくなり、凍結路でスタッドレスタイヤと同等のブレーキ性能を発揮するという。
車の利用者にとっては、夏と冬でタイヤ交換の手間を省けるメリットがある。
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