米ニューヨークのウォール街の標識=2020年(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比377・49ドル安の4万0287・53ドルで取引を終えた。世界規模で起きたシステム障害の影響への懸念が投資家心理を冷やし、売り注文が膨らんだ。前日終値からの下げ幅は一時460ドルを超えた。  ナスダック総合指数も3日続落し、144・28ポイント安の1万7726・94。  システム障害は米マイクロソフトのOSウィンドウズ搭載端末で発生。米IT企業クラウドストライク社のソフトが原因で、世界各地で空港や鉄道などのシステムに混乱が起きた。ナスダック上場のクラウドストライク社の株価は前日と比べて11%以上急落。


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