関西電力の森望社長は19日、東京都内で記者会見し、原発の新増設や建て替えに前向きな姿勢を示した。新設には20年程度かかるとされ、既存原発の老朽化も踏まえ「国の政策を見極めながら、検討を進めないといけないタイミングに来ている」と述べた。
関電は運転可能な原発7基を全て稼働させており、森氏は「原発を将来にわたり活用し続けることが重要だ」と指摘。原発建設の巨額投資に対する事業の予見性を確保するため、国が一定程度支援する枠組みが必要だとの考えも示した。
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