函館税関が19日発表した2024年上半期(1〜6月)の北海道外国貿易概況(速報)によると、水産物全般の輸出額は202億円で前年同期比で46%減った。中国による日本産水産物の禁輸措置が響いた。前年同期は中国向けに252億円を輸出したが、今期はゼロだった。
ホタテ類を含む「甲殻類及び軟体動物」は49%減の133億円。東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは10.8倍の48億円、米国向けは36億円と倍増したが、中国向けの減少を補えなかった。
道からの輸出額全体は2055億円と18%増えた。船舶や自動車部品などが伸びた。輸入は石炭などが減り、8%減の8822億円となった。
6月単月の輸出額は前年同月比34%増の459億円。輸入額は1333億円と17%減だった。
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