19日午後1時半ごろから、米マイクロソフトのウィンドウズを搭載したパソコンが相次いで異常停止する事態に見舞われている。米国のセキュリティー企業「クラウドストライク」のソフトを導入したパソコンで発生していることを同社日本法人が確認しているといい、「対応を検討している」と朝日新聞の取材にコメントした。
米クラウドストライク日本法人によれば、同社のセキュリティーソフト「Falcon(ファルコン)」を導入したパソコンについて、ウィンドウズが異常停止したことを示す「ブルースクリーン」が表示されるという。日本法人の広報担当者は「現象について認識しており、原因の調査と対応を検討している」と話した。
クラウドストライクを導入している企業の社員によると、19日午後1時40分ごろ、オフィスのパソコンでブルースクリーンの表示が相次ぎ、再起動してしばらくすると再び表示されるという。「いつクラッシュするかわからず、仕事にならない」と話していた。(編集委員・須藤龍也)
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