NTT東日本とNTT西日本が、個人や企業の電話番号を案内する「104番」の電話サービスを終了する方針を固めたことが関係者への取材でわかった。近年インターネットの普及を背景に利用者が減少していた。

 番号案内の開始は1890年。1989年には局番なしの「104」に電話をかけ、知りたい連絡先の氏名や企業名、住所を伝えると全国の電話番号を教えてもらえる現在のサービスとなり、90年からは有料化された。現在は固定電話からかけると、午前8時~午後11時であれば1件66円。

 NTT東西を巡っては、店舗や企業の連絡先を業種別に載せる紙の電話帳「タウンページ」を廃止する方針を固めたことも判明している。(黒田健朗)

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