サントリーBFと八王子市の熱中症リスクの啓発イベントでは散水体験などができる

サントリー食品インターナショナル(サントリーBF)は18日、東京都八王子市と共同で子どもの熱中症リスクを啓発するイベントを開いた。同社のペットボトル飲料を配布するほか、ミストの散水も体験できる。20日まで八王子市の広場「えきまえテラス」で開催する。

同社が自治体とのコラボで熱中症対策のイベントを開くのは初めて。会場では「GREEN DA・KA・RA」と「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」を合計7000本配布する。

同社とウェザーマップ(東京・港)は23年7月、照り返しなどが要因となり、子どもの身長の高さで感じる気温が大人より7度高くなるという実験結果を公表した。「こども気温」と名付け、熱中症リスクを啓発している。

子連れでイベントに参加した30代の女性は「大人でもかなり暑いので、さらに暑いとしたら本当に気を付けないといけない」と話した。

サントリーBFは23年8月には東京都墨田区の商業施設「オリナス錦糸町」に自販機を設置し、熱中症リスクを啓発するイベントを開いた。ブランドマーケティング本部の阿部泰丈部長は「熱中症の対策をするというマインドが(世間で)年々高まっている」と述べた。

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