三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が、亀澤宏規社長ら首脳3人を報酬減額処分とする方針を固めたことが18日、分かった。顧客企業の未公開情報を傘下銀行と系列証券2社が無断共有した問題の責任を明確化する。週内にも金融庁に業務改善計画を提出し、社内処分を発表する。
ほかの処分対象は、金融庁から業務改善命令を受けた三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小林真社長。亀澤氏は監督責任が免れないと判断した。
米金融大手モルガン・スタンレーと三菱UFJFGが共同出資するモルガン・スタンレーMUFG証券も独自に対応を検討している。
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