「パナソニックホールディングス」の子会社が手がける業務用の大型プロジェクターは
▽東京都庁の壁面に映像を映すプロジェクションマッピングや
▽2020年に行われたドバイ万博のパビリオンの演出などで使用されたほか
今月開幕するパリオリンピック・パラリンピックの競技会場でも使われることになっています。

このプロジェクター事業について、会社では金融サービス大手の「オリックス」に売却する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。

パナソニックホールディングスでは、売却で得た資金を他の分野への投資に振り向ける計画です。

一方、オリックスは対面でのイベントなども回復している中で、プロジェクター事業の価値を高めたいねらいがあるとみられます。

関係者によりますと売却金額は1000億円規模になる見通しで、両社は近く正式に発表することにしています。

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