ホンダのロゴ=米ニューヨーク(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】ホンダは19日、ブラジルで2030年までに42億レアル(約1200億円)を投資する計画を発表した。エタノールなどのアルコール燃料でも走れる「フレックス燃料車」のハイブリッド車(HV)を投入する。

 サンパウロ州内にある工場の生産量拡大を目指す。現在の従業員約3500人に、約1700人を追加する。ブラジル政府は、ルラ大統領が今回の投資計画を歓迎しているとの声明を出した。

 ブラジルではサトウキビなどからつくられる「バイオエタノール」を燃料にしても走行できるフレックス燃料車が普及している。

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