財務省の国際部門トップを務める神田真人財務官は17日、共同通信のインタビューに応じ、歴史的な円安ドル高水準となっている外国為替市場の円相場について「投機による過度な変動があれば、私としては適切に対応していくしかない」と今後も為替介入を辞さない姿勢を強調した。介入の回数や頻度に制限はないとの認識も示した。  神田氏は、為替相場の変動にはさまざまな要因があるとした上で「一番大きいのは投機だ」とした。市場では11日と12日に政府・日銀が円買いドル売りの介入に踏み切ったとの観測が強まっている。「各国当局とは極めて緊密に意思疎通しており、各国からの批判は出ていない」と改めて強調した。


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