パナソニックホールディングス(HD)が、業務用大型プロジェクター事業をオリックスに売却することが17日、関係者への取材で分かった。売却額は1千億円規模で調整している。得た資金をサプライチェーン(供給網)管理を手がける事業分野に投資する狙いがあるとみられる。

 業務用大型プロジェクターは、ビルの壁面などに映像を投影するプロジェクションマッピングで知られる。2021年に開催された東京に続き、26日から開幕するパリ五輪・パラリンピックの会場でも使われる予定だ。

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