群馬・高崎の「絶メシリスト」に掲載されている洋食店などのカレールーなど3種類がセットでレトルト商品になった

群馬県高崎市内の個人経営の人気飲食店の味が「絶メシ」として初めてレトルト商品となった。後継者難などで絶えるかもしれないご当地グルメとして市内の企業が連携して商品化し、洋食店のカレーなど3店の味をセットとして16日に発売した。

高崎市が2017年から「失うには惜しい絶品グルメ店」として情報サイトで紹介する「絶メシリスト」掲載店のうち、「グリル ねんりん」と「カレーハウス 印度屋」のカレールー、「洋食 香味亭」のハヤシルーの計3種類が味わえる。価格は2160円で1000セットを限定販売する。市のふるさと納税返礼品にも採用された。

市内の企業が商品化で手を組んだ。酒類・食品卸の岡村が企画・販売し、レトルト食品などのセイワ食品が製造、パッケージデザインはOGURIが担った。岡村の通販サイトで販売している。

カレールーやハヤシルーのレトルト商品を発表した「絶メシリスト」掲載店の店主ら(16日、群馬県高崎市)

岡村の岡村圭祐取締役は「3店の味を食べ比べできる。多くの人に高崎の絶メシを発信していきたい」と話した。第2弾も検討するという。絶メシリストには4月1日時点で61店(10店は閉店)が掲載されている。

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