11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=161円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比13銭円安ドル高の1ドル=161円62~64銭。ユーロは52銭円安ユーロ高の1ユーロ=175円19~23銭。

 日米の株高を背景に、投資家がリスクを取る姿勢を強め、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。円はユーロに対しても売られ、1999年の単一通貨ユーロ導入以来の最安値を更新した。

 外為ブローカーは「米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見姿勢が強かった」と指摘した。

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