「VLOGCAM ZV-E10 II」はフィルムカメラ風など10種類の撮影モードを搭載する

ソニーグループ傘下のソニーは、SNSで日常を公開する動画ブログ「Vlog」に特化した新型ミラーレス一眼カメラを8月2日に発売すると発表した。約3時間の連続動画撮影が可能で、重さもバッテリーとメモリーカードを含めて377グラムと軽くして旅行でも携行しやすくした。スマートフォン付属のカメラとの性能の違いを打ち出しカメラ初心者の需要を取り込む。

製品名は「VLOGCAM ZV-E10 II」。連続撮影時間は195分と従来モデルの「VLOGCAM ZV-E10」と比べて6割長くした。サイズは幅115ミリメートル、高さ68ミリメートル、奥行き54ミリメートルと小型で持ち歩きやすい。ファインダーはなく、モニターを見て撮影する。スマホに近い感覚で撮影できる。

自動ピント調節の精度と連写性能も従来より高めた。フィルムカメラ風、セピアといった10種類の撮影モードも新たに搭載した。ひときわ引き立ってよく見える「映(ば)える」写真をカメラ初心者でも手軽に撮れるようにした。価格はオープンだが、15万3000円前後を想定する。

【関連記事】

  • ・背水デジカメ、スマホに対抗 ニコン「過去撮影」搭載拡大
  • ・キヤノン、動画撮影向け新レンズ ミラーレス一眼で

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。