販売会社を集約しサービスレベルの向上につなげる(東京都文京区の東京スバル本社ビル)

SUBARU(スバル)は11日、資本関係のある国内販売会社を集約し、7社に経営統合すると発表した。人材の最適配置や教育、サービスレベルの統一などにつなげる。統合時期は2025年4月または26年4月を予定している。

東北、北信越、東京・山梨、東海、近畿、中四国、九州の7地域にある30社を7社に統合する。北海道スバル(札幌市)と神奈川スバル(横浜市)、千葉スバル(千葉市)は対象外。統合後、スバルと資本関係のある販売会社は10社となる。

直営の販売会社をめぐっては、経営効率の向上を目指した経営統合が続いている。日産自動車は23年4月に福岡日産自動車と日産プリンス福岡販売を統合して日産福岡販売(福岡市)に、24年4月には神奈川日産自動車と日産プリンス神奈川販売が経営統合し、日産神奈川販売(横浜市)になった。

ホンダも23年4月に地域の複数社を経営統合し、ホンダモビリティ近畿(大阪市)やホンダモビリティ中部(名古屋市)など新会社を発足させている。

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