【北京共同】中国国家統計局が10日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇した。5カ月連続でプラスを維持したが、伸び率は5月から0.1ポイント鈍化した。不動産不況を背景に国内需要が低迷しており、物価が上がりにくい状況が続いている。

 同時に発表した6月の工業品卸売物価指数(PPI)は0.8%下落した。マイナスは21カ月連続。下落幅は5月より0.6ポイント縮小した。

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