10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値比251円82銭高の4万1831円99銭で取引を終え、前日に続き、終値として2日連続で史上最高値を更新した。日本の長期金利の上昇を受け、金融株が買われ、相場を押し上げた。朝方は利益確定売りに押された半導体関連株の一角にも買い戻しが入った。
TOPIXは13.65ポイント高の2909.20で、4日に続き終値で史上最高値を更新。取引時間中としても一時2909.58を付け、最高値を付けた。
朝方は利益確定の売り注文が優勢な場面も目立ち、平均株価は前日終値を挟んで不安定にもみ合った後で続伸した。出来高概算は約18億9600万株だった。
平均株価は9日に終値として初めて4万1000円台を付けた。半導体関連株の買いが目立った。
10日は売り一巡後に一転して上昇。取引終盤に上げ幅は一時300円を超えた。金利上昇による収益や資金運用環境の改善期待から銀行株や保険株が買われ、外国為替市場の円安ドル高進行も自動車株など輸出関連株の追い風となった。
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