10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=161円台半ばで取引された。
午前10時現在は前日比54銭円安ドル高の1ドル=161円45~50銭。ユーロは47銭円安ユーロ高の1ユーロ=174円53~65銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が9日の米議会公聴会で利下げ時期を明言せず、日米で大きく開いた金利差が当面続くとの見方が強まった。円を売ってドルを買う動きが先行した。
市場では「想定よりもパウエル氏が利下げに踏み込まなかった」(外為ブローカー)との声があった。
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