宝石選びにカラー診断を利用する

天然カラーストーンのブランド「ビズー」を展開するドリームフィールズ(東京・中央)は20日、東京・新宿に新業態店を開く。色彩心理学の理論を応用した「色診断」と、肌や瞳の色から似合う色を導く「パーソナルカラー診断」を導入し、客に助言する。宝飾品のリフォームの工房も併設する。

新店舗「ビズー カラーラボラトリー」は延べ床面積192平方メートルと、これまでの店舗で最大となる。様々な色の指輪やピアス、ネックレスなど500種類以上の宝飾品(価格は6600〜133万1000円)をそろえる。カラー診断の導入や工房併設はいずれも初めて。初年度売上高目標は非公表。

世界20カ国から買い付けた50種類、100色超の宝石を11色に分類した。タブレット端末を使った「色診断」や「パーソナルカラー診断」で、自分に合う色の宝石を見つけられる。デザインではなく色に着目することで、カラーストーンの魅力を知るきっかけをつくる。

併設するガラス張りの工房では、店で購入した商品をリフォームできる。工房には職人の手元を映すモニターが設置され、繊細な技術を間近で見ることができる。ビズーは2022年から期間限定の相談会を設け、約70点の宝飾品をリフォームしてきた。ノウハウを生かし、常設店で本格的に取り組む。

専門紙のリサイクル通信によると、2022年の衣料・服飾品リユースの市場規模は前年比11.6%増の5119億円。宝飾品のリサイクルだけでなく、リフォームも注目されている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。