JR東は夏にみどりの窓口を臨時で増やす

JR東日本は9日、夏の繁忙期に増やすとしていた「みどりの窓口」などの有人窓口について、臨時で増設する50駅を明らかにした。吉祥寺駅(東京都武蔵野市)や大宮駅(さいたま市)など首都圏に加え、仙台駅や新潟駅を含む地方も対象とする。

9日から順次、お盆期間の指定席販売が増えると各駅で見込まれる日に増やす。八王子駅(東京都八王子市)や三鷹駅(同三鷹市)、横浜駅など既にみどりの窓口がある44駅では、混雑に応じて窓口を増設する。長野駅や高崎駅、秋田駅でも増やす。

スタッフと通話できる「話せる指定席券売機」を設ける北千住駅(東京・足立)や川口駅(埼玉県川口市)など首都圏6駅では、混雑日に対面の臨時窓口を設ける。

JR東はコスト削減の一環で有人の窓口を減らしてきたが、お盆や年末年始など繁忙期の混雑が深刻で、利用者から不満の声が出ていた。2024年度内に指定席券売機を約10駅で増やすほか、整理券による窓口の順番待ちサービスも拡大する。

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