資金は「星のや竹富島」の海水の淡水化設備にかかった費用のリファイナンスにあてる

星野リゾート・リート投資法人は19日、海洋資源の保護につながる事業に使途を限定する「ブルーローン」で5000万円を調達すると発表した。みずほ銀行と22日付で契約し、ローンの実行日は4月30日。国内の不動産投資信託(Jリート)でブルーローンを活用するのは初めて。

星野リゾートが運営する「星のや竹富島」(沖縄県竹富町)が2021年に導入した海水の淡水化設備にかかった費用のリファイナンス(資金の借り換え)に充てる。竹富島は石垣島から海底の送水管で給水を受けており、水資源が限られていた。淡水化設備の導入で飲料水を自給できるようになり、客室でのペットボトル飲料水の提供をとりやめた。

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