金融街「ウォール・ストリート」の標識=ニューヨーク(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に反落し、前週末比31・08ドル安の3万9344・79ドルで取引を終えた。6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控える中、持ち高調整の売り注文がやや優勢だった。  前週末発表された6月の米雇用統計が労働需給の緩和を示し、市場では連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの期待感が広がっている。この日も買いが先行したが、CPIの結果を見極めたいとの思惑から、その後は売りが目立つ展開となった。


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