SBIホールディングス(HD)傘下のSBIアセットマネジメントは8日、オルタナティブ(代替)資産に投資する公募投資信託を8月に立ち上げると発表した。最低購入金額や信託報酬を低く設定する。個人投資家の分散投資先の一つとして資金流入を見込む。

欧州の大手資産運用会社の英マン・グループのファンドを通じ、先進国の株式や債券、金利、為替、コモディティーなどの先物を中心に26市場の商品へ投資する。信託報酬は最低水準の総額0.998%で、SBI証券で1口100円から購入できる。

「SBI-Man リキッド・トレンド・ファンド」として8月1日から当初募集を始める。

SBIHDが23年7月に発表した英マン・グループとの合弁会社がかかわる第1号案件だ。国内の運用会社では代替資産に投資する商品を拡充する動きが広まりつつある。合弁会社では24年度中の新たな代替資産に投資する商品の提供を目指す。

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