先進7カ国(G7)の首都の主要空港で「最も地味」とも指摘されるカナダのオタワ国際空港が新規路線への助成策などを活用し、旅客便拡大で成果を上げている。パリ五輪を控えて6月からパリと結ぶ路線、今月から米首都ワシントン・ダレス国際空港線がそれぞれ増便し、国内線も相次いで就航している。  オタワは世界遺産のリドー運河などの観光地があるが、同じカナダ東部のトロント、モントリオール両国際空港で乗り継ぐ旅行客が多い。オタワ空港は利便性の高い直行便の拡大に向け、就航時の着陸料や旅客施設使用料の減免、オタワ観光局などと連携した販売促進活動に力を入れている。


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