下げ幅が一時1300円を超えた日経平均株価(下段)と、153円台後半を付けた円相場を示すモニター=19日午前、東京・東新橋

 19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。前日からの下げ幅は一時1300円を超え、取引時間中として約2カ月ぶりに節目の3万7000円を割り込んだ。米ハイテク株安をきっかけに、相場への影響が大きい半導体関連銘柄にリスク回避の売りが膨らみ、全面安の展開となった。中東情勢の緊迫化も投資家の懸念に拍車をかけた。  午前終値は前日終値比1260円89銭安の3万6818円81銭。東証株価指数(TOPIX)は74・38ポイント安の2603・07。  米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退したことも相場の重荷となった。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。