前立腺がん薬「イクスタンジ」は中国で適応追加承認された

アステラス製薬は2日、中国で前立腺がん薬「イクスタンジ」の適応症追加が承認されたと発表した。新たに転移性ホルモン感受性の前立腺がんが対象となる。中国での適応症追加は3例目。

中国の患者180人が参加した臨床試験(治験)では、プラセボ(偽薬)群よりもイクスタンジを使った患者の方が統計学的に有意な改善がみられた。治療中または治療後にがんが進行せず安定した期間も評価された。

イクスタンジは同社の主力薬で、2024年3月期の全世界での売り上げは7500億円を超えた。25年3月期の連結業績予想への影響は織り込み済みとしている。

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